AirPodsが発売されて3年が経ちます。iPhone7と同じ時期に発表され2016年12月に発売されました。発売当初は品薄な状態が続き2017年2月頃から徐々に購入が可能になった程AirPodsはワイヤレスイヤホンで爆発的な人気商品になった。今ではAirPodsを使用している人を多く見かける様になったし、このHP編集部の半数以上が使用している。出典:Apple公式HPより
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AirPodsにティムCEOは
AirPodsの人気ぶりにAppleのティムCEOは『手に負えない程の成功』とコメントを残している。これはAppleにとってもここまで人気が出ると思っていなかったのだと思う。今年の3月にこの人気シリーズの第2弾が2019年3月26日発売された。
Appleは四半期の決算発表にて、AirPodsの販売台数を公開していない、AppleWatch等のその他製品と合わせており、AirPods単体の売上高や販売台数までは分かっていない。どこかのアナリストが2021年までに1億台を突破すると予測している。
AirPods1世代と2世代比較
大きさ重さは一緒
AirPods2に誰もがモデルチェンジを期待し、噂が飛び交っていたが見た目や大きさ、重さの変更はなかった。これにより、パッと見は、どちらが新機種は区別がつかない程である。
Siriに対応
イヤホンをダブルタップから、『Hey!Siri』と話しかけるだけでSiriが起動し様々な機能を声だけで操作出来る様になった。地味な様に見えるが本体をカバンやポケットから出さなくても操作出来る点では素晴らしく便利である。
バッテリーが大幅に改善
第1世代でも十分な程利用出来るが、充電せずに長く使用出来る方が、残量を気にせず使用出来るので快適に使用が可能だ。通話が多い人にとっては、さらに嬉しい進化だった。
ワイヤレス充電ケース
個人的に全く予想していなかったワイヤレス充電対応だった。ケースがワイヤレス充電に対応しているタイプと通常タイプで発売されたが、iPhoneが対応していく中では必然の機能だったのかもしれない。
価格について
AppleはiPhoneにおいても、高額戦略をとっている。これはiPhoneなども販売台数が下がっても、販売価格が上がっていれば一定の売上高が確保出来るのである。ワイヤレス非対応AirPodsが1,000円高い事を考えれば新機種感とバッテリーの性能がよくなった点を考えれば良心的だとも思える。
出典:Apple公式HPより

発売日
AirPods3発売日予測→2020年3月中
今年の3月にAirPods2が発売されてから1年後と考えれば、現実的な発売日ではある。AirPods3が今年年内に発売との噂もあるが、3月からの短いスパンで考えると非現実的な日程になるので1年後と予測。
新機能
防水対応
AirPodsを日常生活で使用する分には、防水機能は必要ないと感じる。実際に筆者も使用しているが、防水機能を求めた事もない。しかしAirPodsを使用しているアスリートは多いのではないかと思う。スポーツで使用する際に気になるのは、「汗」なので汗が入り込んで故障しないか不安な人も多いはず、防水機能が付く事で、汗や雨なども気にせずに使用出来る点やそのまま水で洗い流す事が出来るのは嬉しい。
実際にワイヤレスイヤホン市場で「BOSE」「ソニー」「オーディオテクニカ」など防水に対応しているメーカーも多い。これはAirPodsに対抗するべき機能とも言える。
ノイズキャンセリング
AirPods2が発売される時期に、ノイキャンについて噂がだいぶ飛び交っていたが実際には搭載されなかった機能である。ハイスペックなイヤホンやベッドホンに搭載されている事が多いが、「ON」「OFF」で切替出来る仕様が欲しい。もちろんイヤホンをタップや長押し本体アプリで設定出来るなど期待したい機能である。ノイキャンが付く事でAirPodsの本体価格は上がるはず。ノイキャン機能搭載モデルと非搭載モデルの差別化にも期待です。
マルチ接続
マルチ接続というのは、複数のデバイスを同時に接続状態(待機状態)に出来る機能が欲しいと思っているのは筆者だけかもしれないが、iPhoneを2つ使用していたり、MacやiPadなど、複数のApple製品を使用している方なら切替に手間取っていたのではないでしょうか。これが高速で切替が可能ならかなり便利でiPhoneからiPad、iPadからMacなどストレスフリーで音声を手に入れる事が可能である。
使用時間が大幅UP
単体で使用した場合「10時間の連続再生」「7時間の連続通話」
ケースを使用した場合「48時間の連続再生」「24時間の連続通話」
AirPods2は、バッテリー時間が改善されたが、イヤホン本体の大きさを考えればこれ以上伸ばすのは電池の性能を上げバッテリーを大きくする必要がある 。もちろん消費を抑えつつなのは当然だがイヤホンだけで「10時間の連続再生」「7時間の連続通話」を期待したい。これと同時に超高速充電に対応し15分の充電で使える時間が延長される事は誰しもが欲しい機能の1つだと思う。
GPS機能
皆さん経験済だと思いますが、イヤホンがどこにいったか分からない。片方だけ無くしてしまった経験など、本体が小さいので無くし易いし、見つけづらいのである。GPS機能があればAppleIDでログインした状態で「AirPodsを探す」機能が搭載される事で救われるユーザーが増えそうである。もし不可能な場合でもBluetoothで10M位までは場所が確認出来る仕様でもかなりの進化である。
タップ機能追加
イヤホン本体を耳につけている状態でタップすると、「Siri起動」「次の曲再生」「電話に出る」など用意されてます。「タップ」「ダブルタップ」に対応しているが、「トリプルタッチ」や「長押し」などのパターンが追加がされ、その操作をする事でYouTubeが立ち上がる、メール起動など、自由に割り当てしiPhoneとの連携の強化機能が追加されればポケットからiPhoneを出した時にはアプリが起動している状態ならSiriよりも早い。
AirPods専用アプリ
上記で沢山の事をしようと思うと、やはり専用のアプリをDLし設定を変更出来る仕様にする必要がある。AppleWatchも専用アプリがあり、文字盤変更やアプリDLなどユーザー毎に個別でカスタマイズする事が出来る。「ノイキャンON、OFF」「片耳づつ音量調整」「AirPodsを探す」「タップ操作割り当て」「マルチ接続設定」など多彩なカスタムでAirPodsをより快適に使う為のアプリは個人的に追加して欲しい。
デザイン
第1世代、第2世代のデザインは一緒だった。iPhoneで考えても本体デザインが全く別物に変わる事はなかった。もちろん時代の変化によっても違う。AirPods3は「カナル式」との噂もある。AirPodsに設計は数々の実験によりどんな人の耳にもフィットする構造になっているが、カナル式ではない為、音漏れという部分ではそれを気にしているユーザーは多いはず。電車の中で爆音で聞きたかったり、動画に集中したかったりがある。カナル式になれば耳の穴奥にフィットする構造なので音漏れまで軽減が可能である。出典:iPadLOVEより
ブラックモデル
AirPods2の発売が噂された時に、「ブラックモデル」のフェイク画像が出回っていた。個人的にはブラックモデルもいいが、複数のカラー展開を期待したい所だ。今年発売されたiPhoneと色を揃えたりとファッション性も出てくる。iPhoneではカラー展開が多めではあるが、MacBookは3カラー、HomePodは白黒の2カラーがある。それを考えてもAirPodsで「ホワイト」「ブラック」が展開される可能性もある。筆者も購入するならブラックを選択する。
価格予測
ここで上記をまとめて価格予想
ノイズキャンセリングモデル(カナル式)→27,800円
ノイズキャンセリングモデル(現行式)→25,800円
ノイズキャンセル非搭載(カナル式)→24,800円
ノイズキャンセル非搭載(現行式)→23,800円
この様な大胆予想!
まとめ
AirPodsはAppleにとって当初ここまで売れると思っていなかったと思うが、世界のワイヤレスイヤホン市場でのシェアは50%以上を占めるとまで言われている。まさにAppleの独壇場である。数々の素晴らし製品を生み出してきたAppleはワイヤレス市場でも、一躍TOPに立ったのである。次世代AirPodsの今後の動向にはかなり注目したい所である。

