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施行目前!!12月1日より運転中の「ながら運転」厳罰化〜

政府は、道路交通法の一部改正案を第198回国会に提出、5月28日の衆院本会議で可決され、2019年12月から施行される。その中身は、「ながら運転」についての罰則や反則金、違反点数を厳罰化される内容だ。
12月1日施行目前の今、車を運転する人だけでなく、同乗する機会のある方も運転マナーを確認しておこう。

ながら運転とは?

ながら運転とは、スマートフォンなどの携帯電話やタブレット端末・カーナビなどの画面を注視したり、携帯電話で通話しながらクルマなどを運転すること。

近年、「ながら運転」が原因での死亡事故、重大な事故が後を絶たない。
携帯電話での通話だけでなく、スマホゲームをしながら運転しているケースもあり、死亡事故につながったケースもニュースで見かけた事はないだろうか。

警察庁の資料によると、近年、「ながら運転」による事故は増える一方で、10年前と比べて約2倍近い件数となっている。

平成30年中の携帯電話使用等に係る交通事故件数は、2,790件で過去5年間で約1.4倍に増加しており、カーナビ等を注視中の事故が多く発生しています。また、死亡事故率を比較すると携帯電話使用等の場合には、使用なしと比較して死亡率が約2.1倍でした。 -出典:警察庁HP-

また、下のグラフでは、死亡事故率となっていて、携帯電話などを使用していた場合が約2.1倍と「ながら運転」が死亡事故につながる危険運転に当たるということが一目で分かる。

警察庁によると、2018年中に「ながら運転」が原因で発生した人身事故は2,790件で、このうち45件は死亡事故で、携帯使用等の年間取締り件数は約84万件道交法違反全体の14%を占めています。

改正のポイント

携帯電話使用等対策を図るための規定の整備‥ながらスマホ等への罰則強化

携帯電話使用等への罰則強化は、スマートフォンや携帯電話を手に持って通話するなど「ながら運転」の違反行為が重大事故に結びついていることから対策を厳しくするもので、携帯電話等を使用して交通の危険を生じさせ、交通事故で人を死亡させたり傷つけた場合は、免許の効力仮停止の対象とされます。

違反点数・反則金 引き上げ

12月に施行される改正道路交通法では、違反点数・反則金共に引き上げとなる。

違反点数引き上げへ

運転中に携帯電話で通話や画面を注視する違反を行なった場合、違反点数は1点から3点に。また、運転中に携帯電話で通話や画面を注視により交通事故を生じさせる違反を行なった場合、違反点数は2点から6点に引き上げとなる。

「保持」による反則金は約3倍

原付‥‥5,000円→12,000円
二輪車‥6,000円→15,000円
普通車‥6,000円→18,000円
大型車‥7,000円→25,000円

さらに違反を繰り返した場合、6ヶ月以下の懲役または10万円以下の罰金が適応される可能性がある。

交通の危険」では、交通販促通告制度の適応から除外され、直ちに刑事手続きの対象となり、罰則はこれまで3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金から1年以下の懲役または30万円以下の罰金へと引き上げれる。

交通販促通告制度・・軽微な違反であれば反則金納付で刑事責任を免れることのできる制度

運転中に、カーナビの操作や携帯電話を手に持っての、通話だけでなく、メールやLINEを見るなどの操作はもちろん罰則の対象となる。

Bluetooth対応のカーナビであれば、携帯電話とBluetooth接続する事でハンズフリー通話が可能となるので、ご自身の携帯電話がBluetooth対応の携帯電話なのか、カーナビの設定は済んでいるか確認してみましょう。
最近の携帯電話は、ほとんどの機種がBluetooth対応となっているので、カーナビが付いていない場合は、Bluetoothイヤホンなどがオススメです。運転中に使用する場合は、片耳タイプを購入するといいでしょう。

ドライバーの皆さんは、今回の道路交通法改正をきっかけに、運転マナーを一度見直してみましょう。

出典:警察庁HP・人と車の安全な移動をデザインするシンク出版