Appleは、各種サービスをまとめたサブスクリプションセットを検討していると、事情に詳しい関係者が明らかにした。どんなサービスがセットになるのかを解説して行こう。
ニュース+(ニュース講読)
「ニュース+」は2019年3月に始まり、月額10㌦(約1,086円)で複数の新聞、雑誌が見放題のサービスでアメリカ、カナダでサービスを開始したサービスである。申込開始48時間で20万人を超える申込みが入った。月々の講読料金をAppleと出版社で折半する収益モデルである。
AppleTV+(動画配信)
「AppleTV+」は2019年秋からサービス開始になり、日本でも視聴が可能です。料金は月々600円(7日間無料体験可能)簡単に言うとAppleオリジナル動画と映画などが見放題のサービス。NETFLIXやAmazonプライムビデオと同じ様なサービスです。
AppleMusic(音楽配信)
AppleMusicは音楽をストリーミングで聴き放題サービス、月額980円でAppleは5,000万曲以上の音楽コンテンツを用意している。Apple製品全てでその利用が可能なサービスである。
3つセットのサブスクリプション
まとめると、「ニュース+」1,086円 「AppleTV+」600円 「AppleMusic」980円をまとめて、いくらで提供するかが重要であるが、ユーザー目線で考えると2,000円でセット料金であればかなり嬉しい料金設定だと思う。
このサブスクリプションセットの狙いはいくつかあると思う。AppleはiPhoneの売上が下がってきており、サービス系の収益で安定させたい事。そしてセットにする事で料金のお得感により、それぞれのサービスに加入しているよりも解約率が下がり、結果的に収益に貢献出来る事だろうと思う。
「ニュース+」は日本にまだ来てないサービではあるが、Appleにとって日本市場は、Apple全体の売上げの9%を締める程い、大きい市場なのである、それだけiPhone、Apple製品ユーザーが日本にはいるのである。ここに向けてサブスクリプションを提供して行くのは自然な流れであると思える。


画像引用元:Apple公式HP