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Mac

チーズおろし器!?Mac Proはなぜこのデザインになったのか?

この記事はこんな人にオススメ

・Mac Proについて知りたい人
・Appleが発売するPCに興味がある人

みなさんパソコンは何を使っていますか?筆者は現在、自宅用としては”iMac 5K 27インチ2019年モデル”、出先用として”MacBook Pro 2014年モデル”を使用しています。

昔から根っからのApple信者なので、パソコンもApple製品を使用しています。MacBook Proの方はそろそろ買い替え時かな〜なんて考えていますが、そんな中、Appleから新しいパソコンが発売されました。それが、「Mac Pro」です。かなり個性的なデザインをしているMac Proについて、今回はその「デザイン」についてまとめていきます。

 

似たようなデザインのディスプレイ「Pro Display XDR」については、こちらの記事も読んでみてください。

【最強のディスプレイ!?】Pro Display XDRって何?? 皆さんは、パソコンのモニターは何を使用していますか?最近はとても高画質なディスプレイもたくさん登場し、どのディスプレイを使用する...

そもそもMac Proとは?

目的があるから、力がある。

意味のないものは一切ない。すべてに明らかな意図がある。完璧な柔軟性と妥協のない実用性を持つ高性能システムを生み出すために、徹底した設計を行いました。Mac Proは、あらゆる障壁を取り去るために開発された道具です。さあ、これを使って、最高の仕事をしてください。

Apple公式ページより引用

Appleは、2019年6月3日に行われた世界開発者会議”WWDC 2019(Worldwide Developers Conference)”で、Appleが発売するPCである「Mac Pro」を発表しました。デザイナーなどの、プロ向け待望のモデルとして発表されたこのモデルに、全世界がいつ発売されるのかと注目していました。Apple公式ページには、2019年秋に登場と書いてありましたがしばらく発売はされず、2019年12月11日(水)に発売されました。

 

見た目はまるで”チーズおろし器”

Mac Proをまずひと目見た時に目に入ってくるのが、この格子柄のデザインかと思います。珍しいこのデザインは、どのように意図されて考えられたものなのでしょうか?それぞれの見た目や、どんな機能があるのかを見ていこうと思います。

 

自然現象からインスピレーション?

Appleによるとこの格子柄は、「分子結晶構造の中で起きる自然現象」から着想を得ているとのこと。3次元の半球を網状に組み合わせ、表面積を多くすることで空気の流れを最大化し、さらに、極めて強固な構造を生み出しているようです。

 

排熱機能をかなり重視

今回発売されたMac Proは、まさにプロ向けな超高性能ハイエンドモデルとなっています。パソコンは、通電し動作をすることで熱を発生させます。その熱がパソコン内にこもってしまっては、動作速度の低下や勝手に電源が落ちてしまったりなどの不具合が起きてしまいます。その為、パソコン内の熱を排熱することは非常に大事なことになってきます。

この格子柄デザインはその排熱をかなり意識したデザインとなっており、内部のファンなどと組み合わせることで強力な空気の流れを維持し、熱によるパソコンへの影響を最低限にしたものとなっています。

 

立体フレームとハンドルは一体

ステンレスで作られた、Mac Proを支える立体フレームは並外れた安定感があります。脚部からハンドルにまで伸びたフレームが全体をしっかりと支え、Mac Pro内部の複数の場所にパーツを組み込めるようになるといいます。

ハンドルもその立体フレームの一部なので、持ち上げるときや運ぶときも安心して運ぶことができます。また、オプションで選択できる、「キャスター」を取り付けることで、部屋の中でMac Proを簡単に移動させることもできます。

 

上部に配置されたThunderbolt 3ポート

上部には、筐体を取り外す為のラッチ、電源ボタン、Thunderbolt 3ポートが2つ配置されています。、筆者はまさにAppleらしいデザインというか、”無駄のない”デザインと感じましたが皆さまはどうでしょうか?

ちなみにThunderbolt 3ポートとは、1つで「データ転送」「充電」「ビデオ出力」の3つの機能を備えたポートのことです。形はUSB-Cのポートと同じで、上下がなく、転送速度が速いのも特徴です。

 

アルミニウムの筐体は簡単に取り外し可能

上部に配置されたラッチを90度回し、上にひくことで、アルミニウム製の筐体を簡単に取り外すことができます。

 

中にあるロジックボードは両面実装なので、パーツの追加や取り外しがとても簡単になっています。「プロセッサ」、「グラフィックス」、「拡張カード」の面と、「ストレージ」と「メモリ」はそれぞれ反対の面にあります。

デスクトップパソコンは、使う人の用途に合わせてカスタマイズすることが多々あります。処理速度を上げたり、グラフィック性能を上げたりなどと様々ですが、そういったカスタマイズをしやすいデザインに仕上がっています。

 

背面には多数の端子を搭載

背面には、様々な機器と接続するための端子が並んでいます。Thunderbolt 3端子が10個、USB-Aの端子が2個、HDMI端子が2個、10Gbに対応のEthernetポートが2個、あとは3.5mmイヤホンジャック端子と電源コードの差し込み口となっています。

個人的には、USB-Aの端子が搭載されているのが、素晴らしいなと思いました。現行のMacBookなどは、基本的にThunderbolt 3のみが搭載されていますが、やはりUSB-Aの端子が欲しくなることも、実際使用していて少なくないんです。端子の個数を見ても、AppleがThunderbolt 3を推奨しているのは明らかですが、USB-Aも搭載されていることで、まさに「痒い所に手が届く」といった印象です。

 

ラックタイプのMac Proも今後登場予定

Mac Proは、タワー型のモデルが基本モデルになりますが、今後、ラックタイプのMac Proも発売されます。具体的な発売日は2019年12月26日現在ではまだ不明です。こちらは性能はそのままに、形だけが違うものになります。使う人の環境によってラックにおけるタイプの方が合っている人は、こちらも良いかもしれません。

 

脚やオプションのキャスターの代わりに、ステンレススチールのスライドレールを搭載しています。また、こちらのスライドレールは工具を使わずに取り付けられるようです。

使う人の環境によって2タイプのモデル(性能は同一、形のみ違う)を発売するという背景には、やはりハイエンドPCを使用するプロの方々のことをとても考えて作られているのかなという印象を受けました。

 

♦2020年1月21日 追記

ラックマウント型のMac Proも発売が開始されました。価格は649,800円(税別)〜となっています。

 

まとめ

今回は、Mac Proのデザインについてまとめてみました。排熱機能を強く意識したデザインとのことですが、個人的にはそれだけでなく、「もの珍しさ」もとても意識しているのではないかと思います。一部では「チーズおろし」なんて言われたりもしていますが、実際そのデザイン性で話題になっているのも事実です。ぜひ、筆者も機会があれば使用してみたいものですね。

画像引用元:Mac Pro公式ページMac Proデザインページ