長くiPhoneを使ってると、バッテリー持ちの悩みが出てきますよね。
「買ったばかりの時はあんなに長持ちしたのに!」なんて経験、皆さんもきっとあるのではないでしょうか?
今回は、バッテリーを少しでも長持ちさせる方法をご紹介していきます。
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iPhoneのバッテリーを長持ちさせる方法
そもそもiPhoneのバッテリーは、「リチウムイオン電池」という電池を使っています。この電池は、充電と放電の繰り返しでの劣化や、使っていない時でも電池の内部で化学反応が起きていて、それらの影響でどうしても少しずつ劣化してしまうものなのです。では、どうやって長持ちさせるのでしょうか?
こまめに継ぎ足し充電しすぎない
これは筆者もついついやってしまいがちですね。先ほど記述した通り、iPhoneのバッテリーは、「リチウムイオン電池」なので、継ぎ足し充電が可能ですが、あまりバッテリーには良くないと言われています。月に1回ほどでもいいので、フル充電→0~10%くらいまで使い切り、バッテリーを放電させることで、長持ちすると言われています。
Wi-FiやBluetoothをオフにする
Wi-Fiは使用していない時でも、オンにしているだけで公衆Wi-Fiなどの無線LANを勝手に検索して、接続しようとするのをご存知ですか?こまめにオフにすることで、消費を抑えられます。
また、Bluetoothもこまめにオフにすることで、節電になります。
Wi-Fiをオフにする
①「設定」▷「Wi-Fi」をタップします。
②スイッチをタップし、オフにします。
Bluetoothをオフにする
①「設定」▷「Bluetooth」をタップします。
②スイッチをタップし、オフにします。
画面下部から上にスワイプ(iPhoneXシリーズは右上から下にスワイプ)で出てくるコントロールセンターでも、オンとオフを切り替えられます。

アプリの自動更新をオフにする
アプリに更新が来た場合、「Appのバックグラウンド更新」をオンにしておくことで、自動的に最新バージョンに更新することができます。
ですが、これをオフにすることで、裏で勝手に通信することを防ぎ、電池の消費を抑えることができます。
①「設定」▷「一般」▷「Appのバックグラウンド更新」をタップします。
②上部の「Appのバックグラウンド更新」をタップし、オフにします。
位置情報サービスをオフにする
アプリや機能の中には、位置情報を使用したものも少なくありません。不要なものはオフにして、バッテリーの消耗を抑えましょう。
①「設定」▷「プライバシー」▷「位置情報サービス」をタップします。
②位置情報が不要なアプリがあればタップし、「許可しない」にします。
アプリによっては、位置情報をオンにしないと正常に動作しない場合があります。
③1番下にある「システムサービス」をタップします。
④不要なシステムサービスをタップし、オフにします。
使い方にもよりますが、「位置情報に基づくApple Ads」、「位置情報に基づく通知」、「位置情報を共有」、「利用頻度の高い場所」などはオフでも良いのではないでしょうか。
診断/使用状況データを送らない
自動送信することで、Apple製品とサービスの品質向上に協力することができますが、毎日自動的に送信されてしまうので、その分バッテリーを消耗します。不要であればオフにすることで節電できます。
①「設定」▷「プライバシー」▷「解析」をタップします。
②「iPhone解析を共有」のスイッチをオフにします。
不要な通知をオフにする
通知センターやロック画面に表示する通知は、アプリごとに通知のオン/オフを設定できます。通知が多ければ多いほどバッテリーを消耗するので、不要なものは通知機能をオフにしましょう。
①「設定」▷「通知」をタップします。
②通知が必要のないアプリをタップし、「通知を許可」のスイッチをオフにします。
通知のオン/オフでけでなく、通知音のみをオフにしたりと、細かな設定が可能です。
画面の自動ロックの時間を変更する
設定することで、ディスプレイの明かりが自動消灯するまでの時間を決めることができます。節電するのであれば、30秒や1分などが良いのではないでしょうか。
①「設定」▷「画面表示と明るさ」▷「自動ロック」をタップします。
②設定したい時間をタップしてチェックマークをつけ、決定します。
「視差効果を減らす」をオフにする
「視差効果」とは、画面内に奥行きを持たせるためにiOS7から登場した効果で、iPhoneを手に持って使用したとき、傾いても見やすいようにする機能のことです。傾きを検知する「ジャイロ機能」で画面の傾きを常に計算し、それに合わせて壁紙を動かしているので、バッテリーを消費します。必要のない場合はオフにしましょう。
①「設定」▷「一般」▷「アクセシビリティ」をタップします。
②「視差効果を減らす」をタップし、スイッチをオンにします。
Live壁紙、ダイナミック壁紙を使用しない
ホーム画面やロック画面では、標準の壁紙の他に、動く壁紙の「Live壁紙」や「ダイナミック壁紙」を設定することもできます。しかし、動く壁紙だと静止画よりバッテリーを消耗します。
①「設定」▷「壁紙」▷「壁紙を選択」をタップします。
②「静止画」で画像を選択、もしくは、カメラロールをタップし、写真を選びます。
メールの受信方法を変更する
メールの受信方法には「プッシュ」と、「フェッチ」2つの種類があります。
♣「プッシュ」とは、ほぼリアルタイムで新着メールを受け取れる方法のことです。新着メールを受信したサーバからiPhoneに「新着メールが届きましたよ」という通知を送り、それをiPhoneが受け取ると、受信します。その都度その都度メールを受け取れるのが特徴です。
♣「フェッチ」とは、日本語で「~を取って来る」という意味です。その名の通り、受信サーバからメールを取って来る設定です。プッシュと違うのは、受信から「新着メールが届きましたよ」の通知が無いことです。ほぼリアルタイムにはメールを受信できません。
では、どうやってメールを受信するのかというと、一定時間ごとに、iPhoneから受信サーバに「新しいメールは届いてませんか?」と問い合わせをするようになります。
①「設定」▷「パスワードとアカウント」▷「データの取得方法」をタップ。
②「プッシュ」のスイッチをオフにして、下部の「フェッチ」の時間を設定します。
