新型コロナウィルスがなかなか収束しない今、もし、自身が感染症にかかったら、自身の周囲の人がコロナと診断され濃厚接触者となってしまったとしたら2週間の行動履歴、覚えていますか?
筆者は覚えていられる自身がありません…。
もしかしたら手書きで行動履歴を残されている方もいらっしゃるかもしれませんが自分で書き起こすのではなく、スマホで完了するならそれに越したことは無いですよね?今回はそんなかゆいところに手が届くかもしれない便利機能をご紹介しようと思います。
Contents
自分の行動履歴閲覧
どうやって行動の履歴を見るの?と思うかと思います。履歴の確認方法は、Googleのロケーション履歴を利用します。
ロケーション履歴って何?と思うかもしれませんが、ざっくりいうと、自身が移動したところをGPSの機能を活用して記録しているものです。
自分が何気なしに行動している行動の履歴を見てみたい
事前準備
まずは、履歴を見るにあたって必要な準備をしていきます。
iPhoneを利用している場合
- Googleアカウントを作成する
- 使っているスマホにGoogleMapsをインストールする
まずはGoogleアカウントを作りましょう!
googleと検索し出てきた画面でログインボタンを押すと、アカウントを作成とだいたい画面の左下のほうに出てきます。そこから新しくGmailのアドレスを取得していきます。
Googleのサービスを利用する際に登録する無料のメールアドレス。
作成時には記号は【.】ドットしか使用できないため注意が必要です。
パスワードは8文字以上の英数字で設定します。
この記事でもGoogleアカウントについてふれています。

GoogleMapをインストールする
アカウントの準備ができたら今度はAPPをインストールしていきましょう!
APPStoreでGoogleMapと検索してインストールします。
インストール完了後は先程作ったGoogleアカウントでログインします。

Androidを使用している場合
Androidを利用されている方は既にGoogleアカウントを使用されている方がほとんどのため、
アカウント作成は必要はありません
また、Androidの端末に関してはもともと殆どのGoogleサービスがプリインストールされてるので
こちらもアプリのダウンロードは不要です!
ロケーション履歴の設定を行う
設定の方法はiPhone、Androidともに同じで設定するのは下記の2箇所のみ。
①位置情報の許可設定
②ロケーション履歴の設定
この2箇所の設定を行うことで履歴を確認できるようになります。
位置情報の許可設定
まずは前提条件である位置情報の許可の設定をしていきます。この設定がなぜ必要なのか?というとこの設定が無いと位置情報を把握することができないため、今回ご紹介の機能を活用できないからです。
許可はAPP使用中のみ許可と常に許可の2種類あり、Appの使用中のみ許可はGoogleMapを起動している場合にのみ有効で常に許可はAPPが起動状態になくてもバックグラウンドで位置情報を記録できる状況にする設定です。
OS別の見方
Androidの場合

iPhoneの場合


ロケーション履歴の設定
次にロケーション履歴の許可をします。
これをONにすることでいったことのある場所や移動の経路を後から確認ができるようになります。
この設定によって過去の行動歴を確認できるようにしていきます。

ここまで設定すれば後は自身の携帯とともにいつもどおりに生活するだけです。
行動履歴のみかた
画面右上にる自身のアカウントが書いてあるアイコンをタップし、
タイムラインを選択すると画面が出てきます。
過去の行動履歴を確認するには画面右上のカレンダーを押せば確認ができる。
過去の記録があるものはマークが付いているのですぐわかります

OS別見え方
Androidの場合

iPhoneの場合

OSによって見え方はかわりはありません。
懸念事項
この機能を利用することで皆様が不安になるかもしれない部分をご説明します。。。
バッテリーの消費具合
第一にみなさんが気になるところとすればこの部分ですよね?
常にGPSを起動しているということは電池の持ちが悪くなるんじゃないの?と思われる方もいるかと思いますが、
実際に使ってみてバッテリーの消費には大きく関与しないようでした。
誰かに行動履歴をみられてしまうのでは?
基本的には個人のGoogleアカウントに対して保存されるものになるので、誰かに見られてしまうこともありません。
iPhone場合
どのくらいの周期で出てくるかは不明ですが、『過去◯日間バックグラウンドで位置情報を~』といった通知が出ることがあるます。これは常に位置情報を許可にしているため出てくるものと思われますが、履歴を記録する場合、特に設定の変更はせずにしておかないとロケーション履歴で確認した際には行動の履歴を確認することができませんのでご注意ください。
まとめ
いかがでしたか?意外とかんたんに設定することができるロケーション履歴の設定。平常時ではこのような使い方をしないロケーション履歴の機能ですが、今回のような感染症が発生した場合にはこういった利用の仕方もあるんだ。と思っていただければと思います。